物流業界と流通業界は違います
「全然ダメだった」「まったく売れなかった」「問い合わせすらなかった」—。
物流業界に新製品を投入し、残念ながら撤退されるメーカー・システム会社様は毎年、いらっしゃいます。
「売れなかった」という、そのすべての製品・サービスが物流業界でニーズがなかったのでしょうか。
我々は「違う」と思います。
では、どうして売れなかったのでしょうか。
信じられないとは思いますが、単に、必要としているユーザーに、その存在が「知られなかっただけ」「PR不足なだけ」なのです。
「そんなことはない。プレスリリースも出したし、広告もうった」。
真面目な広報担当者様ほど、そう反論されます。 きちんと広報・宣伝活動をされていますので当然です。
ただ、「製品のターゲットとなる物流会社が業界のピラミッドのどの層になるか、その層に訴求できる媒体・メディアがどれなのか」を、「あらかじめ、正しい情報をもとにマーケティングされていたか」が問題なのです。
一般的なPR会社様であれば、発行部数や業界シェアをもとに、記事掲載などの露出度を成果として報告されると思います。そして、それに皆さんは満足されます。
でも、違うのです。たとえ記事が掲載された媒体の発行部数が物流業界1位でも、その読者層が想定している製品ユーザーとかけ離れていれば、意味はありません。
我々が説明するときには下記のように例を出します。
「保有台数が5台の運送会社様は、数百万円する配車計画システムを買うことはありません」
正直申しまして、「これは物流業界では売れないだろう」という製品もたしかにありますが、各社様が綿密なマーケティングの上で開発されている製品ですので、それは稀なケースです。
当然ですが、すべての製品が売れる訳ではありません。
露出する媒体をきちんと選定し、広告も投下し、しっかりと製品情報を訴求されたにもかかわらず、「売れなかった」と撤退されたメーカー様も数多くおられます。
それでも、撤退された企業の皆さんは「悔しいが諦めもつく。何も知らずにやみくもに参入していたらと思うとゾッとする」とおっしゃいます。
弊社では、貴重な「時間」と「コスト」と「情熱」を持って開発された製品が、誤ったスタートラインに立ったがために、売れるチャンスをみすみす逃し、撤退されるケースを、これ以上、見たくないという思いでサービスを提供しています。
当社の業務は、かなり地味なサービスですが、無駄になる広報宣伝費や担当者の皆様の浪費される時間、そして、何よりその製品が持つ可能性が消滅してしまうことを考えると、ご活用されて損はないと思います。
物流というカテゴリーを扱う媒体・メディアは国内に70以上あります。
その中で、貴社が攻めたいターゲットを押さえているのはどこでしょうか。 ご存じなければ、弊社が全力をあげて的確なサポートを致します。